日常を綴る

止まっているようで進んでいて進んでいるようで止まってる

2019-01-01から1年間の記事一覧

たとえば、誰かに対して思うことがあったとして。

寒くなってきて、白い息が出るようになった。外が暗くなるのは、早くなった。冬を感じる季節になってきた。十二月に思ったこと。 たとえば、誰かに対して何か思うことがあったとして、それを相手に伝えるか伝えないか。どちらを選ぶだろう。 その「何か」は…

あいまいもこ

曖昧模糊という四字熟語がある。読み方はタイトルの通りで、平仮名で書くと少しかわいい。状態や様子がはっきりせず、あやふやでぼんやりしているさまのことを意味してる。今のわたしや、これからのわたしを表すのに、ちょうどいい言葉かもしれない。 これか…

この人みたいになりたい

数年前。東京で出会ったあの人に、ちょっとは近づけてるのかなって思うことが増えた。きっと、目の前の物事がうまくいっていないからだと思う。あのとき、ずっとずっと大人に見えていたあの人と同じ歳になった。憧れの存在との距離感をもう一度見つめる。言…

思いやりに溢れる人の話

いつも、会うときは決まってお互いのしていることと住んでいる場所が変わっている。それなのに、どこにいたって会いたさが定期的に募る。そして会う度に、彼の人の良さが溢れてくる。名前は出さずに紹介する、自分の友人メモリアル六号目。 初めて会ったのは…

安心できて、刺激的な人

「どこかに行きたいとか、何かをしたい。」とかいうよりもずっと「この人に会いたい」とかが止まらない。会いたい人がいるから、行きたい場所もしたいことも出てくる。 それで、タイに行った。二日前に航空券をとって、会いたい人に会いに行った。一人で海外…

進んでく

「もう誰とも付き合えないかもしれない」と話す不安そうに話すその人はマッチングアプリを携帯から消した。働き始めて出会いが少なくなって始めたものの、上手くいかなかったそうだ。しばらく経つと後輩からアプローチを受けていた。無理をしなくても、出会…

付き合うとは

あなたにとって、付き合うとはどういう位置付けだろう。わたしにとって、付き合うとはどういうことだろう。さいきん考えたこと。 仕事を頑張る理由。心の支え。自分と向き合うこと。聞けば聞いた分だけ、いろんな位置付けがある。言葉の数だけ、いろんな背景…

元号が変わる日

平成最後の日は、白ワインナイトをしようとスーパーに買い物に行って「ワインって、味がよく分からないんだよね」とか言いながら見た目だけで白ワインを買った。 私が食べたかったカルパッチョ、彼氏が好きな魚を使って「これがウィンウィンってやつ〜」とか…

昨日は、誕生日でした

祝ってほしい人に直接祝ってもらえるって一番幸せだと思うんです。最高の誕生日プレゼントだと思うんです。昨日は、誕生日でした。 色んな人からおめでとうの連絡。ラインやメッセンジャー、メールにビデオ通話。いろんなかたちで「おめでとう」をもらった。…

髪の毛を切った

髪の毛を10センチほど切った。ロングヘアからミディアムといったところだろうか。気合い入れ、そして自分の中での切り替えというところで切ってしまった。自分の中での違和感は無いけれど、鏡を見ると「あ、ない」と思った。ヘアアレンジの数も減ってしま…

二週間

一人暮らしが始まってから二週間が経った。まだ二週間か、四月は時間がゆっくり流れてる。引っ越してから、新しい仕事が始まってから、二週間のこと。 半年以上ぶりの一人暮らしは、思っていたより心細かった。どちらに身体を傾けたら、寂しさが紛れるのか試…

引っ越し前夜

このまま眠ってしまえば、朝起きると明日になる。ああダメだ、洋服がまだダンボールに入れられてない。もう少ししたら、起きて準備をするぞと数分前から何度も思ってる。明日は引っ越しだ。 今日は、四月からの新しい職場に挨拶に行く日だった。年上の人ばか…

「やりたい気持ち」と自分

あなたの道は、こうです。あなたの運命は、こうなります。だから、こう進みましょう。 そんな風に指し示してくれたら、どれだけ楽かと卒業後の進路を記入する度に思ってきた。一般的に、悩んだときに人が占いに頼りやすいのは、そういう背景があるのかもしれ…

先週のハピネス

仕事に行って、一番にすること。出勤簿に印鑑を押すこと。その、いつもの出勤簿がスタンプラリーになった。「会えるまでのカウントダウンスタンプラリー」。早く金曜日まで自分の印鑑で埋まって欲しくって、そう思ったら、長い長い一週間だった。 金曜日には…

初恋の人の話

ちょっと前に話したときに書いて残してほしいと言われたので書きます。過去の恋愛の話。ドラマみたいだねと言われた、初恋の人の話。__________ 家族ぐるみで仲良くしていた人だった。兄弟から「はるかちゃんのこと好きらしいよ」と伝えられてから四年後、他…

アーティスティックな自分

書いては消す、また書いては消すを繰り返す。なんだか、好きな人にメッセージを送るときのような気持ちでこの文章を書いている。 書きたいことを、書きたいまま、書く。 とはいえ、書きたいことが山ほどある。書くまでのことでもないことも山ほどある。そう…

コーヒーとワイン

もともとコーヒーは苦くて飲めなかった。ミルクに砂糖を入れて甘くして飲んでいた。大学受験の対策をしていた高校三年生のとき、ブラックコーヒーを眠気覚しに飲んでいた。 受験が終わるころには、いつの間にか好きになっていた。習慣にしてしまえば、苦手な…

忘れられない人

ずっと忘れられない人がいた。高校入試の日に「この人だ」と一目惚れをして、数ヶ月後に告白をして付き合った人。そして、別れた人。 あれから随分と経って、一度も会うことは無く連絡先なんてのも全く知らず、接点の「せ」の字も出てこないほどの関係になっ…

今日の日記

しんどくて、無言のプレッシャーを勝手に感じで圧迫された気持ちになって深呼吸してって繰り返した数日間。 今ある、このしんどさは意味があるって、乗り越えなきゃって、何度も言い聞かせて時間が過ぎるのをただ待っている。苦しいと、しんどいと気軽に言え…

日常の中にあった特別だったこと

日常に潜んでいる、あの特別感が好き。四年前から、日常的なことが特別だっていつも残してる。 誰かにとって「たかがそれくらい」で終わってしまうことに幸せを感じるようになるかもしれない。今はありふれている日常が、後になって愛おしくてたまらない時間…