日常を綴る

止まっているようで進んでいて進んでいるようで止まってる

必要なこと

別れたということ、別れる前の気持ちと、後の気持ちをメモリアル。日記帳に残してたけど、このブログには全て記録しておきたいから残す。いつか見返したときに、懐かしめる余裕があればそれでいい。整理する。


八月

電話できる?って改めて聞かれると「別れ話かな」ってすぐ思ってしまうくらいにはメンタルが、不安定になってる。この間、会いに行ったとき彼に無理をさせてしまった。夏休みを有効に使いたい、直接見てインテリアを考えたい、その中で少しでも会えたら嬉しいなという軽い気持ちで訪れたけど、たくさん気を使わせてしまった。だけど、手を繋げるだけで幸せだった。


帰ってきてから、一週間くらい連絡を取らなかった。どちらかが忙しいと大体こうなる。でも突然、電話できるかと連絡がきた。確実に、自分の存在が彼にとってマイナスだと分かってたから怖かった。しかも生理で頭痛もすごいし、メンタルもへろへろになっちゃうし、困る。電話をする勇気が出ない。


しばらく話し合って、気持ちも伝えて、それから聞いて、別れるかたちになった。彼にとっての私の存在が、プラスではなかった。その一言に尽きる。でも、別れたくなかったな、やっぱり。

 

こうやって人は崩れていくんだと虚無感でいっぱいになった。糸が切れて、全てが無くなったような感覚。眠ろうにも眠れなくて、ご飯も入らない。泣き過ぎて鼻の皮がむけた。頭が痛いと思って薬を飲んだら、吐き気が来て負の連鎖でしかなかった。もういっそのこと倒れちゃえとすら思った。別れたことを、良い選択だったと思えるときはくるのかな。

九月


毎日より戻したいってしか思わないくらい、別れたくせに好きな気持ちが増し増しで情けない。未練タラタラ。でも月末には、今の気持ちも変わってるかもしれないって思いながら日々を過ごしてる。やるべきことと、やりたかったことが同時にやってきてる。チャンスを生かしたいし、自分を変える良い機会なのかもしれない。わたしは、わたしで動くしかないんだと思う。きっと、彼も彼で動いてる。それが、平行線のままなのか、いつか交わる線なのかを知れたらいいのにな。


彼のことを好きでいる自分も、好きだった。モテモテになってやる、人として。魅力的になってやる。外面も内面も最強になる。そして、わたしと付き合ってたこと自体をプラスだと思ってくれたらいいな。前に進もう。とりあえず、一旦友達との慰安旅行までに、自分のレベルを上げていきたい。


楽しみだった旅行。予想以上に全てが最高で、幸せだった。そこでも全部一緒に来たい、一緒に見たい、一緒に味わいたいなんて思ってしまった。どれだけ痩せても、見た目を褒められても、中身を褒められても、結局ダラダラと思い続けてる自分が情けなかった。

 

「別に、連絡してもいいんじゃない?でも、彼は距離を置きたくて別れたんだよね」と言われ、我に返って何度も連絡するのを辞めた。これ以上マイナスな存在にはなりたくない。


きっと忙しいを理由にしていただけで,気持ちなんてとっくに離れていたのかもしれない。わたしは彼のことが好きなままだけど,向こうにとってはマイナスな要素がなくなって幸せかもしれない。仕事に力を入れて認められて、成功体験を積み重ねてスッキリしているかもしれない。そうだとしたら、わたしの存在は無かった方がマシ。離れて正解だし、そもそも寄りを戻そうなんてありえない。


十月

別れたくなかった。でも別れるしかなかった。そう思えるようになった。そのうち、別れたことをプラスだったと言い合える日がくるかもしれない。それから、いつの間にかお互いが、別の人と寄り添っているかもしれない。相手に同じ気持ちでいてほしいなんて思うのは、あまりにも図々しくて、自分勝手な感情なのかもしれない。


「縁があるなら戻る、縁がなければ新しい出会いがある。人は、そんなすぐには変わらないから自分をまず高めろ。」とふとしたタイミングで言われた。あわよくばよりを戻せたらと期待してたって、何も進まない。あわよくばなんて、そもそも存在しない。今は自分を磨いて、磨いて、磨く。わたしはわたしの道を進んで、自分の好きな自分になる。

 

十一月

毎日のように泣いていた日からは考えられないくらい、立ち直ってる。好きな自分で居続けるための努力を、習慣化できるようにもなった。


仕事で認められることが徐々に増えて、見たかった光景が少しずつカタチになってる。昨日の自分よりも今の自分を肯定できるようになった。仕事以外で、佐賀のためにもっと動きたいと思っていたら、関わりたい人達と一緒に仕事ができるようになった。やりたかった取材を何度もさせてもらえるようになった。ラジオっていうかたちで発信することが実現できるようになってきた。

 


全ては「うまくいかない」じゃなくて「いま必要なこと」。できることを、じっくりゆっくりしながら進める。積み重ねた日常が、気づけば自信に変わってきてる。全ては経験。次に生かせば良い。もっともっと、最高で最強のわたしになる。このままがんばる。


2020/11/01