日常を綴る

止まっているようで進んでいて進んでいるようで止まってる

先週のハピネス

仕事に行って、一番にすること。出勤簿に印鑑を押すこと。その、いつもの出勤簿がスタンプラリーになった。「会えるまでのカウントダウンスタンプラリー」。早く金曜日まで自分の印鑑で埋まって欲しくって、そう思ったら、長い長い一週間だった。

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金曜日には、今年初めて会う日。先月、付き合ってから一年が経った。もっともっと長い気がする。遠距離だし、会ってる日数で言えば少ないはずなのに不思議。

      
九州に来てくれるだけで数万円はするし、会える日までの泊まるところやご飯代やらで、きっと色々かさむ。そもそも最近は、移動移動の連続だろうし、お金を使わないでいいようにと思った。

        
それなのに、結局泊まりたかったホテルは予約して、行きたかったフレンチのお店も勢いに任せて予約した。自分の特別な場所に、自分の特別な人と一緒に行きたかった。

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今年に入って初めて会うってことで、いつもに増して緊張した。どんな風に会おう。見た目は、いつも以上に気合いを入れたけどドキドキする。友達のインスタに映る姿は、「髪の毛すごいね」と思わず伝えてしまうくらいのモサモサヘアーだった。毛先が白くなっていて、ストレスが溜まってるのかな?と心配になった。とはいえ、やっと会える。

  
会う前は洋服も買ったし、美容室も予約した。少しでも可愛いってなりたい。会えると分かったら、だいたいそうする。一大イベントだ。会う前の、魅力アップ大作戦だ。


「この洋服のときは、このときに着ていた」と幸せエピソードがついてきて着る度に幸せな気持ちになれる。思いの外、恋愛する自分が女の子らしくって、へんな感じ。

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土曜日に会う予定が、色んな用事が重なって1日早く会えることになった。とりあえず可愛くしてもらったはずの髪型ですら、会う直前になると不安になる。お店に着いて、周りを見渡すと、まだ着いてないみたいで、ほっと一安心。と思ったら私の後ろに男の人。


向こうも髪の毛を切ってカッコ良くなってた。え、どうしたの?モサモサヘアーじゃないの?しかも千円カットとかじゃなくて、わたしが好きな美容師さん任せて切ってるの?好きが止まらない。え、もう。だいすきってなった。白髪と思っていた毛先はペンキの白がついただけらしい。お節介おばちゃんになってた。

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見渡したら全員好きな人だったから、もう世の中全員好きな人だってなった夜でハピネスでした。

      
その日は、朝までみんなと楽しんだ。一緒にいた友達に「めっちゃ彼氏のこと好きじゃん」と言われた。実際そうだからいいじゃんって開き直ってた。

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今回は車で向かった。時間に融通が利くように。泊まるところへのアクセスがいいように。色んなところを、一緒に回れるように。改めて、車を買って良かったなと思った。

       
博多駅の近くにいるってことで車で向かった。今日は予約していたフレンチのお店と行きたかったホテルに行く日。ちなみにフレンチのお店は、私の学生時代のバイト先。

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いつもダボっとしている服を着ている彼氏が、白シャツ着ていた。わざわざ買いに行ってくれていたらしい。嬉しくって、運転席で感動していたら人を引きそうになった。対向車からクラクションを鳴らされた。恋は盲目、これは危ない。


お店では、大好きなメンバーがおもてなしをしてくれた。好きな人に、好きな人を紹介するって嬉しい。好きな人と、自分のイチオシのお店に行くのが夢だった。ちょっとした夢が叶った。

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お次は、泊まるところへ。チェックインまで時間があったので、地元の映画館を見に行った。映画を見る、じゃなくて映画館を見る。小さい頃から映画を見るならココってところに彼氏がいるのが不思議だった。「ここが、僕のアナザースカイ」とか言ってて思わず動画を撮った。嬉しかった。

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泊まるところは、最近できたばっかりのところで。まるでリゾート地だった。異空間で素敵空間。天井高くって、テレビも大きくって、Bluetoothで好きな音楽も流せて。いやあ、もう、最高だった。

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お昼はお洒落だったから、夜はカジュアルに行こうと近くのジョイフルに行った。外は雨が降っていて、傘は一つしかなかったので相合傘をした。こっちが濡れないようにしてくれてるのが伝わって、すごく嬉しかった。優しさを感じられる、雨の日も好きだ。

 

     
ご飯を食べてホテルに戻ったら、クラブラウンジの時間がもう終わっていた。ドリンクも食べ物もフリーで、いくらでもいれるっていう最高の空間なのにタイミングが悪かった。代わりに翌日の朝、行った。

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あれ、ひとつひとつを残していたらキリがない。地元の映画館に行ったり、行きたかったホテルに泊まったり、前のバイト先に行ったり、行き当たりばったりで足湯見つけたり。

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一緒にいるだけで胸いっぱいになった。余韻に浸るだけで、今日までの一週間もハピネスだった。たかが三日一緒にいただけなんだけど、エネルギーもらった感がすごくって。もう、なんか、すごく好きが増した三日間だった。

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付き合って、初めて東京で会った日。ちょうど一年前の三月になる。皮のブレスレットをプレゼントした。皮の最初は肌色で、少しダサい気がして色つきのものにするか迷った。でも今になって思う。皮がいい味を出してきた。日が経つにつれ、濃くなっていく。関係も、同じようになってるといいな。

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先週のハピネス、という名の惚気でした。みんなも幸せを語って、エブリデイハッピー!になろう大作戦。ただ、とっても幸せなときに限って、惚気るのすら勿体なく感じちゃう。大好きと幸せの余韻に、ひとりで浸りまくる傾向にある。な〜〜んちゃって。

 

2019/03/10