日常を綴る

止まっているようで進んでいて進んでいるようで止まってる

付き合うとは

あなたにとって、付き合うとはどういう位置付けだろう。わたしにとって、付き合うとはどういうことだろう。さいきん考えたこと。

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仕事を頑張る理由。心の支え。自分と向き合うこと。聞けば聞いた分だけ、いろんな位置付けがある。言葉の数だけ、いろんな背景があった。

           
結婚を前提とするなら、それはお試し期間と言う人もいた。人生を委ねるような感覚でお付き合いをしている人もいた。本当に、さまざまで。

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「恋人とは?」と聞かれたのなら、自分にとっての存在を言葉にすればいい。とても表しやすく感じる。極端な話「人による」ものかもしれないけど、私にとっての恋人の存在を表すものはたくさんある。

      
うれしいことがあったら、すぐに連絡をしたくなる存在。うまくいかないことがあれば、声を聴きたくなる。お酒を飲めば、伝えるラブが止まらなくなる。一緒なら、何でもできると思える。と、やっぱり止まらなくなる。

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でも、ふと「付き合うとは?」と友人に聞かれたら答えに詰まってしまった。

      

度合いは違ったとしても、うれしいことは友人にも伝えたい。うまくいかないときは「どうしよう」と家族にすら弱音を吐いている。お酒を飲めば世界中の人が愛で包まれる。『好きな人』というカテゴリーに、恋人以外も含まれる。

       
友人でも家族でも、職場の人でもない恋人と「付き合う」ことの定義は何になるんだろう。

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付き合うの始まりがわからなくなった、と頭を悩ませている人も増えた。付き合わなくても、とっても幸せそうにしている男女も周りに何組もいる。

      
付き合うことを「悪く言えば独占契約だ。」「口約束に過ぎない。」と言う人もいた。お互いが幸せなかたちでいるのなら、それは自由で心地良くて束縛もされずでいい。別に「付き合う」というカタチをとらなくてもいいのかもしれない。

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遠距離恋愛の場合、特に顔を毎日合わせているわけでもない。四六時中、連絡を取り合っているわけでもない。仕事のある日は仕事に没頭していて正直な話、恋愛どころではない。(でもその感じも、好き。)

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そして、もともと友人関係だったら付き合わない選択することもできる。そんなに頻繁には会わないし、ノリがよくて話の合う友達でもよかった。終わりのない関係でいるのなら、そっちの方がよっぽどいい気もする。

      
実際に、同じことを前に思ったこともある。気になっていた人と仲良くなって、そのうちそれが仲良くなり過ぎていて。仲の良い友人という関係のままの方がいいと感情を抑えたことがある。終わりのない「女友達」でいる方がいろいろ考えずにすんで楽だった。

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今の人にも、付き合う前に同じように考えたことがある。ノリが良くて、話の合う面白い人。変に恋心を抱くより、このまま友達でいれば良い距離感なのかもしれない。

        
でも、結局は友達にはなれなかった。付き合うとは、友達になれなかった関係だ。(この言葉、受け売りなんだけど本当にそうだと思う。)

          
色んな面を知りたいと思った。話しているだけで楽しかったから、もっと色んな話をしたいと思った。この人と付き合う人は幸せだろうなと思ったから、一緒にいたいと思った。

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いまも変わらずに、その印象でずっといれるのはお互いがお互いを尊重していたり恋愛だけに固執せずにいれたりするからだと思う。


見えるところでも見えないところでも、相手を思いやって、同じくらい自分のことも思いやっていく。お互いが幸せなら、付き合う付き合ってない関わらず、それでいいんだろうな。今は、今しかない。

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あなたにとって、付き合うとはどういう位置付けだろう。わたしにとって、付き合うとは友達になれなかった関係だと思う。

           

2019/05/22