日常を綴る

止まっているようで進んでいて進んでいるようで止まってる

エブリデーハッピー

自分のことを話している人のブログを読むと、素敵だなと思う。だから今日は少しだけ、自分のことを話してみる。今日までの自分紹介。

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小学生の時、
地毛が茶髪でヤンキーと呼ばれてた。
それでもクラスでは学級委員長を任される位置。成績は常に九割以上。習い事はたくさん。ピアノ・英語・テニス・水泳・料理教室・歌とか数えきれないくらい。長期休みは十二時間以上勉強漬けの毎日だった。ヤンキーなのにエリートっていうギャップが自分でも好きだった。

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中学校は私立の中学校を受験し合格。ここではエリートが沢山だった。同級生の趣味は乗馬とか、別荘があるのが当たり前の世界。お金持ちだらけ。地下室のある部屋って、なんだよって思ってた。

   

成績では目立つことが難しかったから、他で前に出るようにした。体育祭応援団、ダンス、弾き語り、アート、青年の主張コンテストで採用。ひとつが駄目でも視野を広げたら、なんでもあると思った。

 

まあ「一番成績が良くないと、リーダになっても無意味。」みたいなことを、担任の先生に言われたりもしたんだけど。それがきっかけで成績はあがったので、結果オーライ。

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高校はシンプルに勉強と部活。青春といえば、この時期、というくらいにがむしゃらに頑張った。朝は始発で部活の練習、朝の課外授業、授業後の部活、放課後の課外授業。帰って0時を過ぎるまで塾で勉強。部活は山を八周走ったこともある。持久力が無さ過ぎて練習についていくのが必死だった。辞めたくても辞めさせてくれなかった顧問と部員のおかげで、第一志望の大学に合格。

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小学校免許取得ができて、お婆ちゃん家の近くの大学だった。

    
入学してからは「先生になる」ために必要なこと全部を吸収しようとした。3つ上の学年が受ける教員採用試験対策を数万円払って受講したり、大学教授の学外講演会に参加したり。一週間勉強だけをする合宿に参加したり、学外サークルをしたり意識は高かった。倒れたり吐血するくらい自分のキャパを超える活動をしてた。いま思えば、頭悪い。

   

学内サークル、学外サークル、県外での活動、社会人との活動。先生だけしか見えていなかった自分の将来を見直すようになった。教員採用試験の勉強と就職活動を並行して進める。

   

人生で初めて「強さ」だけじゃなくて「弱さ」も見せてくれる大人と出会った。本気で向き合ってくれた。気付けば選考終わりに「選考の合否に関わらず、貴方から学びたいです」と猛烈アピール。「名刺は渡せないから内定もらってね。内定式で待ってるよ」と言われ選考終了。

    

その後も選考を受けて、無事に自分の誕生日に第一志望の企業に内定をもらう。斜めに傾いた誕生日ケーキで祝われた新宿での夜は忘れられない。

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四月に入り、なりたい自分になるために、やりたい仕事ができるようになった。「社会人なのに毎日楽しそうだよね」と言われて、嬉しかった。たしかに、楽しい。

  

学生のとき、社会人になったら好きなことができなくなると思っていた。社会に出るのが、少しだけ嫌だった。でも、全ては自分次第だった。悩んで悩んで悩んで定まったものは、強い。

     

    
小学校の頃「何にでもなれる」と思えるくらい習い事が出来たのも、全て家族のおかげだった。中学校で、高かったプライドをへし折られて、視野を広げる大切さを学べた。高校で「人生で一番勉強と部活がんばった」っていう経験は一生ものの宝で。大学のときに、出会った人達は人生で間違いなく一番大切な存在。社会人になって自分の弱さ強さと向き合うことができる毎日。いや、なんかもう、幸せなんだと思った。書きながら全て繋がってるなって、なった。

   

回り回って世の中全部うまくできてる。

  

 

この間、香川県で出会ったおじさんに

「他はいくらでも変えることが出来るけど、自分の人生は誰にも変えられないからね。自分の人生を自分なりに、自分で生きるんだよ。」

と言われた。

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言葉に重みしか無かった。好きを、自分を貫いてる強さ。私もいま、きっと他の誰でもない自分の人生を歩めているんだと思う。だから楽しい。だから毎日が幸せだと感じることができる。

     

  

エブリデーハッピーは、自分の中でこれからも大切な言葉。あけまして、おめでとうございました。

2018/01/02