日常を綴る

止まっているようで進んでいて進んでいるようで止まってる

ほどよい距離感

近すぎて見えないことがある。遠すぎて見えないこともある。距離感って難しい。

    

「ほどよい距離感」というのがわかってしまえば全てクリアになるのかもしれない、とよく思う。

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恋愛にして例えるならば「恋は盲目」という言葉が妥当なのかもしれない。

    

シェークスピアの小説「ヴェニスの商人」で出てくる台詞「But love is blind,and lovers cannot see the pretty follies that themselves commit.(しかし恋は盲目であり、 恋人たちは自分たちが犯す愚行に気づかない)」。盲目になって潰れちゃってる人、よくいるな〜って思うし自分も自分しか見えなくなることがよくあるな〜って思う。

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そういう盲目になる状況。存在するものが認識されないのは、「遠すぎる」「近い」「感覚が機能していない」「注意力が機能していない」「微細」「障害物がある」「隠されている、制圧されている」「似たものを混同し、混乱している」の8つの状況のときらしい。インド哲学で、そう言われているらしい。

           

遠すぎたり、近すぎたり。人間関係では近すぎると、うまくいかなくなることの方が多いのかな。至近距離すぎると、物理的にも全体像が見えなくなる。憶測とか、思い込みとか恣意的なものが増えてくる。

      

  

じゃあ「ほどよい距離感」っていうのは、どういうものか、説明出来ない。きっと、人それぞれっていうのが正解になる。関係とか環境とか、そういう色んなものが絡み合って複雑な気がする。

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心理学的に言えば、こういう対人関係での「ほどよい距離感」の感覚っていうのは、幼い頃の環境が強く影響しているらしい。特に恋人とかそういうパートナーとの距離感は威勢の親との距離感が反映しやすい、と。無意識に過去の思い出をなんとか癒そうとしているみたい。

 

ほえ〜〜〜ってなった代わりに、なんだか抽象的に書きすぎて、大学のレポートみたいになった。今度エピソードも交えて書いてみようっと。

 

 

2017/03/21